【アップル】未来のマックブックは、デュアルディスプレイになる⁉
さて、今回はApple社の「MacBook」について書きたいと思います。
未来のマックブックには、キーボードの代わりに2枚目のディスプレイが搭載されているかも知れない。
アップルが取得してきた数々の特許から、アップルが考える様々な未来の製品の姿が浮かび上がってくる。
開発が噂されている自律走行車はリアルタイムのマッピングによって進路を決定し、アップルウォッチは血流をチェックする事で、心疾患の初期の兆候を見つけらる可能性があるのだ。
2枚のディスプレイを持つコンピューターは決して新しいアイデアではない。
レノボが2016年に発売した「Yoga Book」はまさにそうだったし、任天堂の「Nintendo 3DS」もそうだ。
だが、アップルがデュアルスクリーンのデバイスで用いるために秘かに保有している特許には、日常の利用シーンにおける使い勝手を向上させる様々な工夫が見て取れる。
それらは反応が良くないスクリーンで文章を入力させようという従来の仕組みと比べて使い心地がよく、手で触れた感覚もずっと自然かもしれない。
アップルはスクリーンに感圧センサーだけでなく、触れた際にリアルなフィードバックを返す特許を出願している。
これによって、セカンドスクリーンを入力デバイスとして使う際にキーボードを押したような感覚を得られる可能性がある。
また、アップルが特許を取得した複数の触覚を出力できるフィードバックシステムを使って、ユーザーに複数のキータッチのフィードバックを与えようとしている事も分かる。
・クルマの特許にも進出。
17年6月にアップルが自社の自律走行車に関する計画を正式に認めた後、12月にはアップル初となる自律走行車の特許が発表されている。
この特許は、「車両が走行している現実世界の道路が持つ特徴を観察し、走行ルートの仮想的な作成によって、多様な運転経路の自律的な走行を可能とする」システムに関するものだと述べられている。
つまり、事前に作成された地図のような外部データに頼るのではなく、道路環境の仮想モデルを組み立てる事で、自動運転AIがリアルタイムに分析して走行出来るようになるというのだ。
最近発表された自動車に関する別な特許は、アップルが自動車の為のヘッドアップディスプレイ技術を開発しているという。
アップルの「インタラクティブなシーンのプロジェクションの為のシステムと手法」は、フロントガラス上への映像を投影する物というより、映像をクルマの近くの「地面またはその他の表面」上に投影する物だといえるようだ。
将来的には、「システムが検出してくれる様々なジェスチャー」を用いる事でシステムと対話出来るようになるのだという。
このシステムは車の運転手や乗客を歓迎する為に仮想のレッドカーペットを投影したり、車の状況を表示したり、ナビゲーション情報を提供したりといった使用法が提案されている。
アップルはこの研究を、18年1月に公開された「自動車搭載型の空調コントロール装置」にまで拡張しようとしている。
・アップルウォッチ、ARメガネ、折り畳みスマホ
ウェアラブル端末にまつわるヘルステック領域はアップルにとって豊かな研究フィールドとなっており、最近の特許には手首に着用し心血管疾患の早期発見を補助する血圧計や、アップル独自のARメガネが含まれている。
また、アップルは折り畳み式の柔らかい電話の開発に関する特許をかなりの数取得している。特に、劣化する事無く何度も折り曲げて真っ直ぐに戻せるスクリーンと金属構造の開発には、力が注がれているようだ。
しかし、その特許の大部分は製法や部品に関する物であり、もし将来的に商品化される製品の一つに導入されたとしても、その事に気づかれさえしないほどに些細な物だ。
この種の技術の例には、「データ処理システムのアプリケーション間における通知処理の手法とシステム」のように機知に富んだ物も含まれている。
これはアプリケーションの通知を管理する新しい手法で、iPhoneによって操縦するロボットアームや、写真撮影の際にレンズのフレアを軽減するシステムがある。
これらの小規模な特許のうち、どれくらいが実装されたかを計測する事は不可能だ。
しかし、アップルの特許の数々は、常に注目を浴び続けるだろう。
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